8月2日金曜日。この日、日経平均株価は前日より2216円も値を下げた。1日の下げ幅としては1987年のブラックマンデー翌日に次ぐ歴代2番目の暴落。背景にあるのは景気後退への懸念を受けた米国の株安に加え、日銀の金利引き上げに伴う円安の是正。日銀は水曜日、0.25%に利上げを決定。その後、円相場は1ドル=146円台まで円高に振れた。こうした流れを受けて株式市場では輸出関連株などを中心に売り注文が拡大し、全面安の展開となっている。青木さんは、アベノミクスという経済政策のもと異次元の金融緩和があり、ここを正常化するのは必要だという。利上げすると国債も上がるので、利上げしたくでもできないのを見透かされて円安になってたという。気になるのはなぜこのタイミングだったか。アベノミクスは日銀の独立性を完全に既存したが、ここでも政治をにらみながら日銀が判断してるところが気になるところだという。