- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像。
膳場貴子が挨拶し、熱中症には厳重に警戒するよう呼びかけた。
- キーワード
- 熱中症
米国大統領選挙。トランプ氏との討論会を終えたバイデン大統領の支持率は低下していて選挙まで4か月となった今撤退すべきではとの声が日々高まっている。撤退論が日々強まる中、5日、バイデン大統領は討論会のあと、初めてテレビのインタビューに応じ撤退を強く否定した。
米国大統領選挙。バイデン大統領への撤退論は日々、強まっている。トランプ氏はSNSにあげた動画で「新たな候補者は、ハリス副大統領になる」と述べた。身内の民主党からは4人の議員がバイデン氏の撤退を公然と求めている。撤退というつらく困難な決断を下すことを期待している。また「ワシントンポスト」は民主党の有力上院議員が撤退を求める議員グループを結成しようとしていると報道。こうした動きは、更に広がる気配。渦中のバイデン大統領は選挙集会で改めて撤退を否定。
米国大統領選挙について解説。バイデン大統領の支持率は下がり続けている。バイデン氏は選挙を続け勝利すると重ねて撤退を否定しているだが、撤退論は収まらない。バイデン氏の代わりの候補として名前が挙がっている3人はカリフォルニア知事・ニューサム氏、ハリス副大統領、オバマ元大統領のミシェル夫人。世論調査でミシェル氏のみがトランプ氏をリードするという結果。ただ、ミシェル氏は出馬しないと繰り返し表明している。バイデン陣営には選挙資金として2億5000万ドル(およそ400億円)あるが資金を引き継げるのは選挙資金の規定によりハリス氏のみか。寺島実郎は「ハリスさんにとっては大きなチャンス」、臨床心理士・みたらし加奈は「若者の動きがどうなっていくのか」、「PIVOT」チーフグローバルエディター・竹下隆一郎は「バイデンさんは撤退すべき」、ジャーナリスト・青木理は「5年、10年先の世界政治を決定していくような状況が欧米各国でも大きく動いている」とスタジオコメント。
東京都知事選挙。きょう投開票。最終日の昨日、候補者たちは各地で最後の訴えを行った。小池百合子氏、前参院議員・蓮舫氏、前安芸高田市長・石丸伸二氏、前航空幕僚長・田母神俊雄氏のコメントする様子を伝えた。
東京都知事選挙。きょう投開票。小池百合子氏が最初に街頭演説をしたのは八丈島。次は山梨県境に近い奥多摩。川上作戦とは、人が少ない地域から入って有権者1人1人と接し、徐々に都市部へと移動していく選挙戦術。現職知事の強みを最大限生かす戦い方。都の補助金で給食を無償化する八王子市では給食センターを視察。公務を通じて実績をアピールする形。こうした公務としての視察は選挙期間中だけで18回、平時と比べ、異例の多さ。蓮舫陣営からは公務優先を理由に公開討論から逃げたとの批判も。また、小池氏への支援を表明した自民党議員の応援演説はなく、裏金事件が尾を引く自民党の動きは見えない。反自民を掲げ、立憲幹部らが参戦する蓮舫陣営は肩すかしを食らった形。前参院議員・蓮舫氏はLGBTQのイベントや神宮外苑の樹木伐採に反対する集会などに参加し若い世代に訴えかけた。前安芸高田市長・石丸伸二氏は市議会やマスコミを相手に戦う姿をアピールし、知名度が上昇。航空自衛隊トップを務め、保守層に根強い人気を誇る田母神俊雄氏は今回の選挙戦では親しみやすさをアピール。その他に52人が立候補していると紹介。
東京都知事選挙について解説。きょう投開票。4候補の最終日の訴え。小池百合子氏「都民の命、暮らしを守り災害から守る」、蓮舫前参議院議員「子どもと現役世代、シニアが安心できる循環する東京都を」、石丸伸二前安芸高田市長「経済の専門家として東京を成長させる」、田母神俊雄元航空幕僚長「教育勅語を復活。都民が誇れる道徳教育を」。寺島実郎は「現職に対する信任投票。本当の意味での政策論争がない」、臨床心理士・みたらし加奈は「今回選挙の在り方がかなり大きく変わった」、「PIVOT」チーフグローバルエディター・竹下隆一郎は「首都の東京をどうしていくのかという論戦は足りなかった」とスタジオコメント。
イスラエル軍は去年11月、ハマスの拠点があるなどと主張してガザ最大のシファ病院を襲撃。院長や医師らを連れ去り、拘束していた。7か月ぶりにおよそ50人が解放された。イスラエル軍は新たにガザ南部で退避命令を出した。国連はその対象地域がガザの3分の1に及び、今回25万人が移動を強いられるとの推計を発表。またこれまでにガザ地区に住むパレスチナ人のおよそ8割に当たる190万人以上が、住む家を追われていると明らかにした。
4日木曜日。この日、英国の総選挙で野党労働党が圧勝し14年ぶりに政権交代することとなった。250以上議席を減らし歴史的大敗を喫した保守党。その政権下でEUからの離脱を実現させたものの歴史的なインフレに苦しむ英国では、今やEU離脱について悪影響の方が大きいと考える人が、良い影響が大きいと考える人の3倍を超えている。ジョンソン首相は、コロナ禍のパーティー問題で辞任。トラス首相は財源の裏づけが乏しい減税策による混乱で辞任。スナク首相は保守層のつなぎ止めを狙って兵役の復活や、不法移民の国外移送などを打ち出したが、党勢を回復できないまま政権交代となった。寺島実郎さんは保守党の14年間はEUからの離脱を巡る混乱の14年だったと振り返ってもいい。新政権になってEUに戻るのかといったらそんな単純な話でなないが、大陸側の欧州とのコミュニケーションを深めていく方向に向かうことだけは間違いないと見てていい。イギリスの政治から日本として考えなくてはいけないのはイギリスの民主主義の中から日本が何を吸収して進むのかというのを考えるヒントとしなくてはいけない。またイギリスが公的負担の重さが心配だというなら日本はどうなるんだという問題をよく考えるべきだと述べた。
4日木曜日。フランスでは今、議会選挙が行われているが、1回目の投票で極右政党が勢力を伸ばしたことが波紋を広げている。木曜日、懸念の声を上げたのはフランスサッカー界のスーパースターだった。金曜日、準々決勝が行われたサッカーのユーロ2024。この重要な試合を前にフランス代表のキャプテン・エムバペが語ったのは「皆が団結して正しい政党に投票してくれることを願っている」。フランスの総選挙がサッカーより重要だというエムバペは移民2世。移民政策の厳格化を掲げる極右政党が1回目の投票で首位に立ったことに危機感を訴えた。今回の選挙のきっかけは、マクロン大統領の決断。先月のEU議会選挙で極右政党が躍進したため、その流れを変えようとフランス議会の解散総選挙に踏み切ったが1回目の投票でマクロン率いる与党連合は極右国民連合、左派連合に次ぐ3番手に沈んだ。危険な賭けと呼ばれた決断が裏目に出た形。極右と呼ばれる国民連合。マリーヌルペン前党首の父親が設立した国民戦線が前身。移民排斥や反ユダヤ主義を主張。ユダヤ人虐殺や広島への原爆投下をささいなことと述べるなど過激な発言が物議を醸していた。その後、娘のマリーヌルペンが党首を引き継ぐと過激な主張を控える脱悪魔化と呼ばれる路線を進め支持を拡大。2年前には、27歳のバルデラを党首に据えイメージの刷新を図る。脱悪魔化を進めても、移民政策への強いこだわりは変わりない。1回目の投票で過半数を取って当選が確定したのは76議席のみ。残る501の選挙区では今日、決選投票が行われる。
今日決戦投票のフランス総選挙現状、おさらいしておく。フランス総選挙1回目の得票率。与党連合と左派連合を抑えてトップとなったのがバルデラ率いる極右の国民連合。注目される移民政策に関する公約だが、フランスで生まれた外国人にフランス国籍を与える出生地主義の廃止などを訴えている。フランスの総選挙は各選挙区で過半数をとった候補者がいなければ決選投票となる。今回は577議席のうち、1回目の投票で当選が確定したのが76議席のみ。今日、残る501議席をかけて、決選投票が行われる。1回目の得票率で極右国民連合が躍進したことを受けて、マクロン大統領は民主主義勢力が団結するときだとして、左派連合に候補者の一本化を呼びかけた。これに左派連合のメランション党首も国民連合の勝利は絶対に許さないと、一本化に合意。決選投票で候補者を一本化できた選挙区は200を超えたと報じられている。PIVOTチーフグローバルエディター・竹下隆一郎さんは今の若者は賃金に対する不安、仕事に対する不安など生活が苦しい中に極右政党が脱悪魔化してアプローチしているのが大きい。日本にとっても人ごとでない動きだと述べた。
前の大統領がヘリの墜落事故で死亡したことに伴うイランの大統領選挙。この日、保守強硬派と改革派の候補による決選投票が行われた。投票率が1回目を大きく上回り、勝ったのは改革派のペゼシュキアン氏。欧米との対話に前向きで経済制裁の解除に向け核合意を立て直す重要性を訴えている。重要政策の決定権は最高指導者ハメネイ師が握っているが、改革派の大統領によって欧米との緊張関係に変化は起きるのか。イラン北西部の映像。寺島実郎さんは「実はイランについてだけは日本は重要な立場にある。それを考えたうえで次に北朝鮮の核問題に向き合ううえでもイランの新しい動きに日本がどういうふうに動くかが意外に大切」とスタジオコメント。
プロ野球ではソフトバンクと楽天が対戦。楽天先発・古謝樹は6回を投げて被安打2無失点。2勝目。同学年の黒川史陽はHR。4-0。ソフトバンクは3連敗。
プロ野球では西武とロッテが対戦。開幕以来9連敗中の西武、今回も逆転負けし1970年以来の同一カード開幕10連敗。3-4。
プロ野球ではオリックスと日本ハムが対戦。オリックス育成出身の大里昂生がプロ初スタメン。プロ初ヒット、プロ初タイムリーなど記録。4-1でオリックスが勝利。
オリックス大里がプロ初スタメン。見事なプレーを見せた一方で盗塁は失敗。落合は「プロ初ヒットは誰にでもあること」など冷静な目線。パ・リーグではソフトバンクが独走状態。直近では3連敗。注目は三冠王が狙える位置にある近藤健介。日ハム時代のチームメートである大谷選手からトレーニング方法など学んでいるんだそう。
プロ野球では広島と阪神が対戦。広島の代打・羽月隆太郎など活躍により7-5で勝利。
プロ野球ではヤクルトと巨人が対戦。1-4、巨人が3連勝。