前の大統領がヘリの墜落事故で死亡したことに伴うイランの大統領選挙。この日、保守強硬派と改革派の候補による決選投票が行われた。投票率が1回目を大きく上回り、勝ったのは改革派のペゼシュキアン氏。欧米との対話に前向きで経済制裁の解除に向け核合意を立て直す重要性を訴えている。重要政策の決定権は最高指導者ハメネイ師が握っているが、改革派の大統領によって欧米との緊張関係に変化は起きるのか。イラン北西部の映像。寺島実郎さんは「実はイランについてだけは日本は重要な立場にある。それを考えたうえで次に北朝鮮の核問題に向き合ううえでもイランの新しい動きに日本がどういうふうに動くかが意外に大切」とスタジオコメント。