2024年7月7日放送 8:00 - 9:54 TBS

サンデーモーニング
バイデン撤退論▽バレー▽バスケ

出演者
膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ 
風をよむ
渋沢栄一も…20年ぶり新紙幣

20年ぶりに新紙幣が発行された。金融機関では朝から多くの人が列を作った。新一万円札の肖像となった渋沢栄一の故郷である埼玉・深谷市でも列ができた。千円札は北里柴三郎、五千円札は津田梅子にバトンタッチ。茨城・つくば市の子ども社会塾では新紙幣を使ってお金に関する授業が行われた。キャッシュレス決済が消費支出に占める割合は去年39.3%となり、2010年の約3倍に拡大。JR東海バスは一部のバスを除き、運賃箱の運用を取りやめる。日銀出身の麗澤大学・中島真志教授は「着実にキャシュレス化が進んでいく。今から20年経ったらデジタル円ができてかなり使われているはずで、今回の改刷(新札発行)が最後になるんじゃないか」と語った。昭和の高度成長期を象徴したのが聖徳太子の一万円札。懸命に働いてお金を貯めることが美徳とされた。1984年に夏目漱石・福沢諭吉のお札が登場すると、バブル経済となり、株や不動産に資金が流入。当時の新聞には「財テク」の文字が踊った。バブルが崩壊すると1990年代後半は金融危機となり、タンス貯金が広がった。

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新紙幣…日本人とおカネは

第一生命経済研究所試算ではタンス預金は60兆円だ。日本FP協会調査「将来のお金に不安」81.8%。50.7%が長期的な投資をすると回答し、若者を中心に新NISAなど投資に取り組む動きが広がっている。投資資金は海外の株式に流れており、麗澤大学・中島真志教授は「急激に円安が進んでいるので、毎月何兆円という金額が海外に流れている。日本の経済を強くしていかないと、(円に対して)不安になっているところはある」などとコメント。

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日本ファイナンシャルプランナーズ協会第一生命経済研究所
新紙幣 日本人とおカネは

新紙幣発行についてスタジオトーク。寺島実郎さんは明治時代に1ドル1円でスタートし、戦争に負けて360円になった。先人の努力によって79円まで価値が上がったが、今はその半分になってしまった。産業力を高めて通貨に対する信頼を取り戻す原理原則に立ち返らないといけないとコメント。みたらし加奈さんは若者の投資には横並び構造バイアスが働いている。気づかないうちに金融詐欺の被害者・加害者になる可能性がある。投資をしなくても余裕を持って生きていける社会にするのが政治の責務とコメント。竹下隆一郎さんはデジタル通貨はデータが全て記録されるのでプライバシーが大事になると指摘した。

新紙幣 日本人とおカネ

新紙幣、日本人とおカネについてゲストトークした。ジャーナリスト・青木理さんは汗水たらして働いたら食えるのがそこそこ良い社会。投資をしないと将来が不安になり、政府が投資を煽るような社会は不健全だと語った。

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