28日日曜日。この日開かれたのは、日本と米国の外務防衛閣僚会議=2+2。日本に駐留する米軍に作戦指揮権を持つ統合軍司令部を新設し自衛隊と指揮系統の連携を図る方針が示された。米国が核兵器で日本を守る拡大抑止を巡っては、これまで事務レベルだった協議を始めて閣僚レベルに格上げし、核の傘による抑止力の強化をアピール。また日本でも生産している地対空ミサイル、パトリオットについて米国への輸出契約を発表。兵器の輸出を巡る運用を昨年末に緩和して以降、完成品の輸出は初めてでパトリオットミサイルをウクライナなどへ支援している米国の在庫を補う形。