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「ヒロシマ」 のテレビ露出情報

世界文化賞・絵画部門を受賞したのは、ラトビア出身のヴィヤ・セルミンスさんである。モノクロ写真と見紛うほど精緻に描かれた「ヒロシマ」は、一瞬で焼け野原となった原爆投下直後の広島を描いた。実はこの絵画はその状況を写した写真を絵にしたものである。セルミンスさんは歴史の様子を目に焼き付け、作品に昇華させるアーティストである。彼女は自身の作品について「言葉ではうまく言えないが、幼少期の戦争体験の影響があったことは否めない」などと話した。1938年にラトビアで生まれたセルミンスさんは2歳の時にソ連軍がラトビアに侵攻し一家でドイツの難民キャンプに逃れた。そして9歳の時にアメリカに移住したが英語が話せなかったこともあり、ひたすら絵を描いていたという。その姿を見た教師たちが彼女の才能を見出し芸術の道へ進むよう後押しした。移民先で才能を見出され、数々の作品を世に送り出していったセルミンスさん。2021年に教育支援で名高いニューヨークカーネギー財団から偉大な移民の1人に選ばれ讃えられた。彼女の人生は若き才能への支援・大切さを教えてくれる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年11月18日放送 0:55 - 1:55 フジテレビ
高松宮殿下記念世界文化賞(エンディング)
今年の授賞式の最後、舞台演出家のロバート・ウィルソンは「私の舞台作品は世界共通の言語でもある沈黙で始まる。政治や宗教は常に私達を分断するが、芸術は人を1つにする可能性を秘めている。受賞者である私達に名誉や、さらなる課題を与えてくださり感謝しております。」などと話した。

2023年10月18日放送 14:48 - 15:45 フジテレビ
イット!(世界文化賞)
高松宮殿下記念世界文化賞の授賞式に挑む受賞者の紹介。絵画部門は画家のヴィヤ・セルミンスさん。鉛筆などで自然や日用品を描く一方、幼少期の体験を基に戦争をモチーフとした作品も発表している。絵画と写真の関係性を考えさせる表現で独自の世界を切り開いた。彫刻部門は美術作家のオラファー・エリアソンさん。光や水など自然界の要素を取り込んだ作品を発表している。地球温暖化に向[…続きを読む]

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