航空旅行アナリスト・鳥海高太朗氏によるとホテル代や物価も上がる。欧米ではコロナ前よりも1.5倍~2倍のお金がかかるという。2021年の海外旅行が10万円だとすると現在は17万円にあがる。鳥海さんも今は節約。以前は外食していたが、現在はホテルなどでテイクアウトして食べる。お水は日本からペットボトル飲料を持参。谷原さんは「海外まで行ってテイクアウトって俺は助かるけどもちょっと旅行行った気分としてどう」などと述べた。今年ハワイに行くという人は節約のためパックごはんやカップ麺を持っていくという。現地に水を持っていくのは高いため、水道水をろ過して飲める浄水器も持っていくという。4泊6日の旅行を現地での食事代をおさえる。鳥海さんにGWの穴場スポットを教えてもらった。ソウル、台北、香港。航空券が5万円前後で物価が安く円安でも日本の物価と同程度。夏休みの穴場はタイ、シンガポール、マレーシアだという。矢沢さんは「やっぱりうちもいろんな出費が重なるから国内でいいんじゃないかと思うんですけど、やっぱり違う世界観を味あわせたい」などと述べた。日本で働く外国人にとっても円安は大きな影響。ピナイ・インターナショナルという家事代行サービスで働くダイアンさん。フィリピンに家族がいる。給料は月18万円。実家への仕送り5万円。送金するとペソに対しても目減りしている。代表の茂木さんによると円安で日本を離れカナダやオーストラリアに行った従業員もいるという。風間さんは「日本の社会にとってものすごいマイナス。特に仕送りをすることを目的に日本に来ている方にとって円安は厳しい。日本社会が外国人を需要する。教育とか医療とか状況を改善して日本にいてもらう措置をとらないと円安傾向はすぐに変わると思えない」などと述べた。アメリカで金利を上げ、投資家がドルを買う。日本は低金利で投資家は円を売るという動きから円安ドル高が続いてきた。今月10日、発表されたアメリカの消費者物価指数の上昇率が予想を上回ったため円安が進行した。6月の利下げが9月に後ズレするのではとの見方からドル買いを招いた。アメリカが利下げを始めるか、日銀が利上げをするか、中東情勢が深刻化しないうちはしばらくは円安が続くという。
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