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「ピナトゥボ火山」 のテレビ露出情報

先月14日、一時火山性微動が活発になった熊本・阿蘇山。7月には北海道・十勝岳でも22年ぶりに噴火が観測された。日本各地で火山活動が相次いでいる。富士山が最後に噴火したのは319年前の江戸中期。地下約20kmにはマグマだまりがあると言われている。噴火が近づくとマグマが上昇を始めこの時、深部低周波地震が頻繁に発生する。マグマは岩盤を割り枝分かれしながら上昇しマグマが地表に到達すると噴火に至る。しかし1707年の宝永噴火は山頂の火口からの噴火ではなかった。噴火口を予知することはできないという。
富士山噴火の1つ目の脅威は溶岩流。溶岩の温度は1000℃を超える。1983年の三宅島噴火では溶岩噴出が発生。阿古地区の約400軒の家が溶岩にのみ込まれ村は壊滅状態になった。もし富士山が噴火した場合、最大で約50km、神奈川・相模湖まで溶岩流が到達する可能性があるという。2つ目の脅威は爆発噴火。噴石によって多くの犠牲者が出たのは2014年御嶽山噴火。死者・行方不明者63人を出し戦後最悪の火山災害になった。しかし富士山の噴火はこの規模では済まないという。1991年、約500年ぶりに噴火したフィリピン・ピナトゥボ火山噴火では噴煙が最大40km上空の成層圏に達し甚大な被害をもたらした。宝永噴火では富士山近郊に最高3mの火山灰が積もったとされている。
富士山で爆発噴火が起こると東京でも影響は避けられない。内閣府と東京都のシミュレーションでは、西南西の風が吹くと火山灰は2~3時間で東京・新宿に到達する。鉄道は線路に0.5mm火山灰が積もると運行停止になり多数の帰宅困難者が発生するおそれがある。さらに約3mmの降灰で雨が降ると停電や通信障害が発生。火山灰東京到達から24時間で新宿の降灰は3cm以上に。多くの車が走行不能になり上下水道にも影響が広がる。降灰による主な影響は生活インフラや食料の確保にまで大きな支障が出るおそれがある。
富士山噴火の3つ目の脅威は火砕流。1991年長崎・雲仙普賢岳噴火で被害を拡大させたのが火砕流。火砕流は高温の火山灰や溶岩、火山ガスが一体となって猛スピードで山の斜面を流れ下る現象。火砕流は時速100kmを超え温度は700℃に達することも。雲仙普賢岳噴火では死者・行方不明者が43人に上った。気象庁では噴火活動が懸念される火山を24時間体制で監視している。監視装置で噴火の兆候は数週間~1か月前には発見できるという。今年の夏休み、山梨県富士山科学研究所では富士山研まつり2026が開催された。ここでは様々な体験を通して富士山で起こりうる災害について学ぶ。

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