ピルグリム航空458便のフロントガラスは氷に覆われ視界不良。さらにコックピットの下から煙があがった。コックピットはパイロット同士の顔も見えないほど煙が充満。ライルは窓を開けようとしたが開かなかった。一方客席では別の航空会社に勤務する乗客のハリーはテニスラケットで窓を叩き壊し始めた。高度3000m以下であれば呼吸に問題はない。コックピットでは火災が発生していた。炎に囲まれながらも機長は操縦桿を離さなかった。機体は雲を抜けるため急降下。森林地帯で着陸できる場所を探すと氷で覆われた大きな池が見えた。氷が割れたら池に落下し、浸水し助かる可能性は小さい。凍った池への不時着を試みる。凍った池へ不時着し、機体は大破。パイロット2人と乗客9人が脱出し1人の乗客が死亡。火災の発生源はコックピットの下で、そこには除氷液が入った容器がある。除氷液にはアルコール成分が含まれている。チューブに亀裂が入り、除氷液が漏れていたことがわかった。チューブの亀裂が入った部分だけを切断し再びポンプに繋ぎ、金具で固定していた。アルコール成分を含む除氷液が漏れていて、フラップを動かすモーターの熱で発火したと考えられた。事故後、除氷液の装置が見直されたという。
