3年ぶりに改定されるエネルギー基本計画。2040年度に政府が目指す電源構成が12月9日(月)、明らかになった。太陽光や風力など再生可能エネルギーによる発電は現在約2割だが、4割から5割まで増やす計画。現在7割を占める石炭や天然ガスなどの火力発電は3割から4割に減らすとしている。原発については現在の1割弱から2割程度まで増やし、福島の事故以降、基本計画に盛り込まれていた「原発依存度を低減する」との文言は削除される方向。原発回帰の流れについて、ピースボート共同代表・畠山澄子は「文言を削除して、原発の新増設まで語るのはおかしい」などとスタジオコメント。