新紙幣を嘆くどころか悲鳴をあげている人たちもいる。その1つがパチンコ業界。北海道・旭川市にあるパチンコ店は、苦しい胸の内を明かした。パチンコ店には1台ごとに紙幣を入れると、玉やメダルが買い足される機械がついているが、すべて新札対応に変えた。さらに苦境が続くラーメン店の多くでは死活問題になっている。茨城県にあるラーメン店では、新紙幣が発行される4日前に閉店。原材料費や人件費が高騰する中、中華そば1杯490円で踏ん張ってきたがそこに新紙幣が追い打ちをかけたという。新紙幣の発行でとどめを刺された。富田は閉めた店以外に3店舗経営しているが、そこでは新紙幣に対応する券売機に変える予定で、合計60万円ほどの設備投資が必要になるという。ラーメン富次郎・富田剛史オーナー、ピータウン春光オーナーのコメント。