ファイア・フェスティバルの宣伝を大きく打ち即完売となったチケット。しかしフェスに関してはこの時点で何も準備をしていなかったという。あと四ヶ月というタイムリミットの中で準備をしなければいけない。カズレーザーはこのしくじりポイントにバズるためにPRばかり必死で具体的な内容がないとした。主催者のビリーはこの時の気持ちにチケットが売れからもう安心と、部下に丸投げしてしまったという。しかし日本のフェスに関して言えば1年前から出演者のキャスティングや構想・製作を行い最低でも1年をかけて準備する。新規でたちあげるなら1年半以上の準備が必要になってくる。そして無人島でのフェス準備が始まると、ビリーの部下は無人島なので電気や水道、トイレがないと訴えた。またフェスではトラブルが怒らないように客の密度を計算しその導線やトイレの準備が必要になってくる。また6000人にチケットを販売したがこの無人島はそもそも1000人しか入らない計算になるという。部下は次々とビリーらに問題を指摘し立て直しをすることに。ビリーはそうした試行錯誤の中で奔走していた部下たちを解雇してしまった。残り3ヶ月と迫った中で、仕事丸投げ体質でチームの連携ができていない状態だったというが、実際のフェスでは細かくチーム編成が細分化されていてる。また部下たちの解雇によって無人島に隠された新事実には麻薬組織の島だったことも発覚。またその事実を伏せてほしいと島のオーナーとの契約がこじれ島が使用できなくなりフェスは開催不可になってしまった。
すべてが白紙になってしまったがビリーはすでにPRで得た莫大なお金を使いチケットを返金するお金を持っていない。そしてチケットを購入したお客は実態のないフェスに、フェスの詳細がリリースされていないと問い合わせが殺到していたという。しかしビリーはそれに対し無視を決め込んだという。その間にフェスのできる場所を探したが工事現場のような映えゼロ島の海岸の1スペースで無人島ではない人が住んでいる島だがビリーはそれを架空の島にでっち上げて会場として告知していた。45日でフェスの会場を作り上げなければいけないという中で超豪華なヴィラ・コテージは突貫工事で作った簡易マットとマットレスに。また豪華な食事についても食事を用意してくれる業者が見つからず、1人予算1000円で6000人分の超豪華な食事を2週間で用意しなければならなかった。そしてフェス前日にはフェスの状態は350人分の宿泊場所がないままイベントが本番を迎えた。
そして来場者たちはこのフェスの状況に不満を抱えていたが豪華アーティストのライブがみれるならとフェスを楽しみにしていた。しかし出演者のアーティストたちにも設営が終わっていない会場やテントエリアの様子が伝わってしまう。このことで全アーティストが出演をキャンセルしてしまった。初日に全アーティストの出演がキャンセルになりフェスは事実的な中止に。教訓にカズレーザーは伝説とは自分から言うものではなく後からついてくるものとした。