TVでた蔵トップ>> キーワード

「FINAL FANTASY XVI」 のテレビ露出情報

オンラインゲームをしている男性の手元にコントローラーはなく、かわりになっているのは脳に埋め込んだ電極で脳波を読み取りケーブルを通じてコンピューターに送り込む装置。脳波の動きをキャラクターの動きに変換していて念じて操作できている。こうした技術はBLI(ブレイン マシン インターフェース)と呼ばれていてAIの進歩で脳波をより正確に解読できることになったことで今、世界中で研究が加速している。ネイサン・コープランドさんは18歳の時の交通事故で胸から下がまひしていて手の指も動かすことができない。28歳で電極を脳に埋め込む手術を受けた。ネイサンさんは「同じ用に苦しむ患者の役に立ちたい」とアメリカの大学の臨床研究に参加している。ロボットアームを動かす実験では指の細かな動きも再現することができた。BMIの研究は日本国内でも進んでいて、大阪大学の平田雅之特任教授はBMIを日常生活で使いやすくするための研究をしている。平田氏が開発をすすめるのは、脳に受けこんだ電極とコンピューターをつなぐケーブルが必要ないワイヤレスの装置。脳波計を頭の皮膚の下に埋め込み、脳はを増幅・送信する。装置が入っているか外から分からない。脳波に見立てた電気信号を使って実験したところ、微弱な信号でも増幅し正確に読み取ることができた。今後、患者を対象にした臨床実験で安全性などを確認し実用化を目指す計画。BMIの研究は20年以上前から行われていて、電極を埋め込むタイプのものでの実用化はまだだが世界中で開発競争が激しくなっている。アメリカでは医療機器としての承認を得るための臨床試験がすでに行われている。また大阪では先月新たな応用の可能性を探るワークショップが開かれた。ワークショップのテーマは医療以外の分野での応用の可能性で、大学院生や研究員など20人余りが参加し、ネイサンさんの姿もあった。BMIの技術が広く実用化された社会では新しいルール・法整備が必要になる可能性もあり、大阪大学などでは今後検討していきたいとしている。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.