日本時間きょう未明に行われたスケートボード男子ストリート決勝。その結果は劇的だった。予選を通過した上位8人の争い。日本は東京オリンピック金メダリスト・堀米雄斗選手と世界ランキング2位の白井空良選手が進出。決勝は自由演技「ラン」を2本滑り高かったスコアと、後半の5回行う「ベストトリック」のベストスコア2つを加算したもので競う。白井選手は1本目で90.11の高得点で暫定3位。堀米選手は89.90で暫定4位。勝負はベストトリックに。その1本目、堀米選手は大技成功で94.16をマークし暫定3位に。勝負は混戦状態。その後、堀米選手は3回連続で失敗。アメリカ勢は高いスコアを次々叩き出し堀米選手は7位に転落。そんな中、白井選手が大技成功で3位に浮上。崖っぷちの堀米選手の最後の一本。土壇場で大技「ファイブ・オー」成功。今大会最高得点97.08を叩き出し堀米選手が2大会連続の金メダルに輝いた。堀米選手は「最後の1%を信じてこのオリンピックまで信じられたことが最後の優勝のカギになったと思う」などと語った。