ファツィオリのピアノを選んだ中国のティアン・ルーさんはショパンコンクールに初参加で、夫でピアニストのユーリ・シャドリンさんが献身的にサポート。越智さんは本番用のピアノでもルーさんが気に入った音色を再現しようと細かくチェックした。シャドリンさんも前回のコンクールに年齢制限ギリギリで出場し、3次予選まで進出。だが高熱と手に違和感を覚えたために棄権していた。ルーさんはコンクールは私の音楽家としての人生全てに影響するだろうと語った。
越智さんはファツィオリを理解してくれるルーさんの演奏をさらに引き立たせたいと、ギリギリまで入念な調律計画をまとめて最後の調律へと臨んだ。
越智さんはファツィオリを理解してくれるルーさんの演奏をさらに引き立たせたいと、ギリギリまで入念な調律計画をまとめて最後の調律へと臨んだ。
