新たに仲間入りした「ファルカリウス」。肉食恐竜の仲間だが歯の形から植物を食べていたことがわかり、研究対象として注目されている恐竜の1つ。今回、展示されるために手のひらが上向きから内側に修正された。服部創紀さんらが研究したことによって手のひらが内側に向いていたことが分かった。骨格を組み直す難題に取り組んだのが中原雄平さん。中原さんは化石の修復や複製骨格の制作を手掛ける専門家。5月上旬、服部さんが進捗状況の確認にやって来た。ファルカリウスの手首の部分の骨が不自然に感じるということで、中原さんに修正して欲しいとたのんだ。中原さんは細かな調整をし納得の姿になった。