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「ファンド・フォー・パークアベニュー」 のテレビ露出情報

マンハッタンのアッパーイーストサイドを南北に走るパークアベニュー。およそ3キロメートル続く植え込みで作業している人たちがいる。みんなが掘りだしているのはチューリップの球根。掘り出した球根を誰でも無料で持ち帰ることができる恒例のイベント。毎年数百人が集まる。春になるとおよそ7万本のチューリップが咲くことで知られているパークアベニュー。毎年違う色のチューリップを植えるため、それを楽しみにしている人も少なくない。持ち帰った球根を近所の庭や植え込みなどに植えると来年の春、美しい花を咲かせる。植え込みを管理しているのは近隣の住民たちが44年前に立ち上げた市民団体「ファンド・フォー・パークアベニュー」。植え込みの管理を市から任され、寄付金などで球根を買い、水やりなども行っている。毎年チューリップの球根堀りの日程をSNSで発信しているのはこの団体の代表・バーバラ・マクラフリンさん。8年前から球根堀りに参加しているブラッド・ハータドーさんは、今年はおよそ150株を掘り出した。屋上で2週間ほど乾燥させた後、茎や葉を取り除き球根を植える秋まで保存する。ブラッドさんはこの球根を近所の植え込みに植える予定。このように市民たちの手できれいな街並みが守られている。
マンハッタンのアッパーイーストサイドを南北に走るパークアベニュー。こちらの植え込みではチューリップのあとにはベゴニアを植えているという。秋になると菊になる。マイケル・マカティアさんは「やっぱりパークアベニューはチューリップが一番有名。ことしの球根掘りは一日ですべて無くなってしまうほど人気だった」などコメント。
ファンド・フォー・パークアベニューの代表バーバラ・マクラフリンさんは「1950年代に近所の慈善課が市の公園局に球根を寄付して植えてもらったのが(パークアベニューのチューリップ植えの)始まり。70年代に市の財政が悪化し、続けられなくなったのでその後市民団体を立ち上げて植え込みの管理を始めた」などコメント。花の色を変えない方が手間がかからないのになぜ毎年植え替えるのか問われると「2年目はうまく育たない球根もあるので。全部植え替えた方がきれいな植え込みになる」などコメント。パークアベニューで楽しんだあとにほかの場所に植えることで周りにいいことが広がりそうという指摘に「楽しい伝統。3月に芽を出し始めたとたんにいつ掘り起こせるか問い合わせが届く」などコメント。球根はどこから買っているのかという質問にマクラフリンさんは「オランダ。わたしたちは世界で2番目に多くオランダからチューリップを買っていて、1番目はイギリス王室だったそう」などコメント。来年の色についてマクラフリンさんは「まもなく注文する。来年は私達の45周年なので特別なチューリップになる予定」などコメント。
マイケル・マカティアさんは「パークアベニューはあこがれというかかなり素敵。パークアベニュー自体は道だが、富裕層が住んでいる地域でもある。元駐日大使のキャロライン・ケネディさんやロックフェラー家の人とかそういうニューヨークのシリアスハイソサエティが住んでいる地域で通りかかっただけでかなりそれは感じる。パークアベニューを管理する市民団体70年代に始まったとバーバラさんが話していたが、70年代とは本気でニューヨーク市が破産しそうになった時期。セントラルパークとかほとんど市が手入れできなくなっていた。そんなときにああいうお金持ちたちが中心になって巨額な寄付を集めて色んな管理団体を作った時代。いまも寄付などで管理している良い建物はニューヨークにはたくさんある」などコメント。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月7日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース@nyc
マンハッタンのアッパーイーストサイドを南北に走るパークアベニュー。およそ3キロメートル続く植え込みで作業している人たちがいる。みんなが掘りだしているのはチューリップの球根。掘り出した球根を誰でも無料で持ち帰ることができる恒例のイベント。毎年数百人が集まる。春になるとおよそ7万本のチューリップが咲くことで知られているパークアベニュー。毎年違う色のチューリップを[…続きを読む]

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