ファーストリテイリングは2030年度を目処に全世界の管理職にしめる外国人の割合を8割に引き上げ、執行役員の外国人比率も4割にする方針。アジアなどと大学との連携で、管理職候補となる人材の新卒・中途の採用も増やす。ファーストリテイリングは前期の売り上げ収益にしめる海外ユニクロ事業の割合が初めて5割を超えた。海外事業のさらなる拡大を目指すなか外国人幹部を増やす必要があるとみている。グローバル化を進める日本企業は外国人の登用に乗り出している。管理職以上の外国人が働きやすい環境を作れるかが人材競争力のカギを握りそう。(日経電子版)