9月下旬、小山博久はひときわ難しい車の修理を行っていた。6年前に買ったフェラーリのエンジンの調子が悪いという。不調の原因となった部品を2日かけて交換し終えたが、エンジンの音が悪いことを気にした。挑み始めて3日目、車を走らせてみた。音の問題は乗り心地にも関わるという。お客の気づかないことも気づくのが仕事だという。ミリ単位の調整を繰り返し、実際にお客さんに乗ってもらった。満足されたが、自分は満足していないと語った。
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