フィリピンの鉄道技術に日本がこれだけ関わっていることには驚いた。今回取材してみて、日本で使われていた車両や機器などを使って、一生懸命学ぶ学生が印象的だった。また驚いたのが、学生たちは授業を始める前にラジオ体操をしていた。鉄道の仕組みや安全面、建設工程などを、日本の企業の支援を受けて学んでいる他、ラジオ体操まで参考にしているんだと思った。学生は東京メトロが日本で行っている講義にも参加していて、来月も数人が訪日して、鉄道の技術や安全面について学ぶ予定。VTRで紹介した地下鉄と南北通勤鉄道について、土地の収用が遅れていて、全線開通の予定が当初の計画から遅れている。そのためフィリピン政府はマルコス大統領の指示で、土地の通行権の取得を大幅に加速させている。鉄道のインフラを整備することは、渋滞の緩和だけではなく地方都市の発展、経済の活性化に繋がると期待されている。また通勤に何時間もかかっている市民の生活にも直結するので、官民一体となって整備を加速させることが求められている。
