先月行われた世界ラリー第5戦ポルトガルはトヨタのセバスチャン・オジェが通算60回目の優勝を飾った。最終戦となる11月のラリージャパンに向け激闘が続く中行われた第6戦はイタリア・サルディニアで開催。トヨタの挑戦。3日間のラリーが開催。タイムアタックをするスペシャルステージは16本、総距離1035.46km。路面が砂で覆われて大きな石が点在。荒れた岩盤が露出してパンクのリスクの高いコースとなっている。1日目終了時点で全会優勝のオジエがトップ。勝田貴元は4位で終えた。2日目、勝田はステージ8で首位に立ったものの次のステージでエンジントラブルが発生しデイリタイアとなった。2日目を終え、オジエとヒョンデのオィット・タナックの一騎打ちとなった。この時点では両者の差は17.1秒だったが、最終日となる3日目、タナックは猛追を見せ、最後はわずか0.2秒という僅差で逆転優勝を飾った。最終結果:1位オィットタナック3時間6分5.6秒、2位セバスチャンオジエ+0.2秒、3位ダニソルド+2分25.8秒、4位エルフィンエバンス+2分37.8秒。次戦はポーランドで開催。