月曜日に行われたフジテレビのやり直し会見は10時間を超え、翌日未明まで続いた。その後、週刊文春が記事の内容を一部訂正したことを明らかに。トラブルの発端となった、中居正広さんと女性の食事会で女性を誘ったのは、フジテレビ社員ではなく、中居さんだったと訂正していた。これについて、フジテレビ・清水賢治新社長は「なぜあのタイミングで出したのかなっていうのが、一番疑問に思ったところ」などとコメント。やり直し会見から、まもなく1週間。フジテレビを巡る環境は、どのように変化したのか。フジテレビの親会社の取締役会の内幕を取材。
フジテレビ・清水賢治新社長が就任した2日後に「皆さんにご心配とご苦労をおかけしていることを心よりおわびします。(刷新が注目される経営幹部については)オールドボーイズクラブのようで閉鎖的と指摘を受けたことがある。この声を真摯に受け止め、組織の透明性を高めていきます」などと社員にメールを送っていた。
メールが送られた日、経営陣の重要な会議が行われた。社内に大きな影響力を持つとされる日枝久取締役相談役も出席する取締役会である。バンキシャ!は取締役会を取材した。会議は正午ごろからフジテレビの取締役会をはさんであわせて2時間行われた。出席者によるとフジテレビの清水新社長の横に親会社社長の金光氏、そしてその横に日枝氏が座った。さらに机を囲んで常勤取締役5人・社外取締役7人並んだ。月曜に辞任を発表したフジテレビの港前社長と嘉納前会長の姿はなかった。会議では番組制作やイベントなど8項目について各担当者が説明。注目されていたのは日枝氏の言動だが出席者によると元気な様子で金光社長に話しかける場面もあったという。清水社長は経営陣の刷新について日枝氏を含め全役員が対象であると考えているなどと話した。ただ会議の中では日枝氏の進退については発言がなく議題にもあがらなかったという。
フジテレビ・清水賢治新社長が就任した2日後に「皆さんにご心配とご苦労をおかけしていることを心よりおわびします。(刷新が注目される経営幹部については)オールドボーイズクラブのようで閉鎖的と指摘を受けたことがある。この声を真摯に受け止め、組織の透明性を高めていきます」などと社員にメールを送っていた。
メールが送られた日、経営陣の重要な会議が行われた。社内に大きな影響力を持つとされる日枝久取締役相談役も出席する取締役会である。バンキシャ!は取締役会を取材した。会議は正午ごろからフジテレビの取締役会をはさんであわせて2時間行われた。出席者によるとフジテレビの清水新社長の横に親会社社長の金光氏、そしてその横に日枝氏が座った。さらに机を囲んで常勤取締役5人・社外取締役7人並んだ。月曜に辞任を発表したフジテレビの港前社長と嘉納前会長の姿はなかった。会議では番組制作やイベントなど8項目について各担当者が説明。注目されていたのは日枝氏の言動だが出席者によると元気な様子で金光社長に話しかける場面もあったという。清水社長は経営陣の刷新について日枝氏を含め全役員が対象であると考えているなどと話した。ただ会議の中では日枝氏の進退については発言がなく議題にもあがらなかったという。