シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷を空から旅する。アンリ二世は愛人のディアーヌ・ド・ポワティエにシュノンソー城を与え、ディアーヌが橋を架けた。アンリ二世の死後、愛人ディアーヌが追放され、アンリの正妻カトリーヌ・ド・メディシスが橋の上に建物を築いた。ディアーヌとカトリーヌはそれぞれ庭を作った。ディアーヌの庭は幾何学模様の典型的なフランス庭園、カトリーヌの庭はディアーヌを追放した後に周囲の川や森と調和した小ぶりなもの。2人はそれぞれ度々大宴会を催したとされる。橋を挟んで2つの庭が向き合っている。シュノンソー城はその後もフランス革命など様々な苦難を乗り越え、今に美しさを伝えている。