高市首相はフランスでのG7サミット出席に先立ち現在イギリスを訪れている。さきほどウェストミンスター寺院で献花をした。このあとイギリスでは首脳会談のみ。高市首相は初めてのG7サミット出席。今、G7ではトランプ大統領が多国間の協調よりもアメリカの利益を優先して各国と取引するディール外交を注視する方針といこともあって、中々主要国で一致してメッセージを発信できない。今年のサミットは中東情勢が大きな局面を迎えてトランプ大統領は協力姿勢を見せないヨーロッパ各国に強い不満を抱く中で行われる。亀裂は第1次トランプ政権の2018年のサミットでもあった。首相周辺は「トランプ大統領は理念やビジョンは響かない、具体的な利益が必要だ」と言っている。高市首相は今回、G7すべての国が利益だと思える2つの提案を用意している。高市首相は石油備蓄強化の枠組みをG7にも広げる他、産油国との連携などを訴えることにしている。トランプ大統領はガソリン高騰が支持率に直結するのでエネルギー分野での連携は賛同しやすいとみられる。2つ目の提案はレアアースなどの重要鉱物の共同備蓄。G7各国は中国のレアアースの輸出規制に強い警戒感を持っている。高市首相はG7が備蓄を共同でやりくりする重要鉱物の「共同備蓄」の構想を提案する。
