マンハッタンのチェルシー地区で週末に道路を丸ごと封鎖して椅子が並べられている。長くつなげられたテーブルで始まったのは最も長いテーブルという意味の「The Longest Table」という食事会。参加費は無料。皆でテーブルセットや料理を持ち寄る。人種のるつぼのニューヨークらしい様々な地域の料理が集まる。毎年10月に行われているこのイベントは5年前にコロナ禍で失われた近所付き合いを取り戻そうと始まった。今では1500人以上が参加する大イベントに。分断や争いが気になるこのご時世。皆で食卓を囲むことは距離を縮める良いきっかけになるという。イベントの創設者の1人、マリアム・バニカリムさんは地域の人を知ることは暮らしの安心感につながると言う。マリアム・バニカリムさんは「メディアも政府もあらゆる分野の信頼がかつてないほど低下している。実際に一緒に食事をすると互いの人間性を認め合うようになる。分断するものよりも共通点の方が多いことに気付く」などと語った。
