きょうはホームで古巣・エンゼルスとの対戦となったドジャース・大谷翔平。1回の第1打席は高いバウンドで競争になり、きわどいタイミングでセーフ。内野安打で出塁する。この後、ドジャース打線がつながって打者一巡。この回2回目の打席。センターから左方向へ7試合ぶりとなる11号2ランホームラン。6月初アーチで打率を3割に乗せた。大谷といえばメジャー通算の月別成績ではHR、打率ともに6月がトップ。ミスタージューンは火曜日、外よりのボールを捉えると、左中間へ2ベースヒット。この日、三安打で6月を幸先よくスタートさせた。翌日はベンチでグータッチ。ニコニコの大谷は今シーズン20度目のマルチヒットをマーク。そして木曜日にはこれぞ二刀流という活躍を見せた。まずはバッター大谷はセカンドへ痛烈な打球。この日は三安打を放つ。ピッチャー大谷は159kmのストレートに、代名詞の膝もとへのスイーパー。そして今シーズンまだ打たれていないカーブをきめた。6回にはこの日、最大のピンチ。迎えるは3年連続30盗塁以上、スピードが持ち味のC.キャロル。セカンドへのゴロ。2塁アウト、俊足キャロルもアウトとダブルプレー。6回2安打無失点で、日本人トップの6勝目、10試合を投げて被打率1割4分4厘。防御率はいまだに0点台。投球でも絶好調の大谷。防御率0.74に自身初の先発4連勝と、快進撃が続いている。木曜の先発ではマウンドにあがると、160km近いストレートとスイーパーを駆使し、連続で三振を奪う。その後も勢いは止まらず、この試合、6個目の三振をとった大谷。しかしベンチにひきあげる際、指をなめ顔をしかめる様子が見られた。実は試合中、右手中指のマメが破れ出血をしていたという。けがの中、迎えたピンチにそれでも大谷は、無失点で6回を投げきり勝利投手になった。この試合、連打と盗塁で1アウト1塁3塁とピンチの大谷。フォアボールで満塁になるが、表情は崩さず平常心を貫く。そして見事おさえると初めて感情をあらわにした。圧巻のピッチングで期待されているのが、サイ・ヤング賞。投手最高の栄誉とされ、大谷が17歳の時に掲げた目標の1つでもある。サイ・ヤング賞で重要視されるのは防御率、奪三振率、イニング数の3つ。最有力には、50回3分の2連続無失点と歴代5位を記録したクリストファー・サンチェス。そして今季リーグトップ116奪三振のジェイコブ・ミジオロウスキー。防御率は抜群の大谷だが、他のライバルと比べるとイニング数で差が出ている。
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