フリーランスについて。フリーランスのグラフィックデザイナーとして働く西村さん。時間に融通がきくため息子の面倒をみられるというが、シビアな現実も。自身のイラストや図表などのデザイン80点を改訂版に無断使用されてしまったことがあるという。報酬も支払われず、出版社に抗議したが折り合わず訴訟に。その後主張が認められ和解金が支払われるも以来相手出版社との取引なし。西村さんは、フリーランスの多くが取引に不満があっても仕事が減ることを恐れて口に出来ないと話す。フリーランスミュージシャンとして活動したり楽曲制作も行っているエンドウ.さんも、理不尽な経験をしてきた。楽曲制作の仕事が進行途中で先方都合で潰れたり、事前に報酬や支払期限を教えてもらえず取引先からの支払い遅れに悩まされたことも。8か月支払われなかったこともあるという。国はこうした状況改善のためフリーランス新法施行。報酬などの取引条件明示・買いたたき禁止などが盛り込まれている。政府はPRしているが、街の人の認知度は低く、フリーランス側も大きな変化は感じていないという。