約2年前にセルフレジを導入した静岡県内のスーパー。セルフレジの導入によって人手不足が解消され、会計時の混雑も緩和されたという。一方で万引きの被害が大きく、1年間で500万円ほどあるという。店では万引き対策として従業員2人による見守りと声かけを行っている。更にセルフレジ全てに防犯カメラを設置し大型モニターで映像をチェックするなど対策を行っている。しかし2つ持っている商品を1つしかスキャンしていない男の映像が残っていた。この男は7日連続で万引きしていて、被害総額は3万円。店は警察に被害届を提出し、男は検挙された。この店では米の万引きが非常に多くなっているという。都内にある輸入食品などを販売するセレクトショップでは、男が商品をスキャンする振りをして商品を持ち帰った。店は警察に被害届を提出し、店長によると男は逮捕されたということ。スキャン忘れなどのミスをしてしまうケースもある。万引きGメンの伊東さんによると、うっかりミスでも通報される可能性があるという。都内の企業はAIを使ってスキャン漏れなどを見つける最新の防犯システムが搭載されたAIレジを開発した。大手もAI技術を活用したセルフレジを開発している。