自民党は午後、日本維新の会と連立も視野に入れた2回目の政策協議を行う予定で、議員定数削減が最大の焦点として浮上している。けさ、フジテレビの番組に出演した維新・吉村代表は、きのう自民党に求めた12項目のうち、政治改革のひとつとして挙げた議員定数の削減が合意の絶対条件だと強調した。吉村代表は、議員定数1割削減を掲げ、年内に法改正するよう求めたうえで、できなければ連立も合意もしないと明言した。自民党・高市総裁は午後、維新・藤田共同代表との2回目の協議に臨む予定。定数削減について、自民党議員からは、時間的に無理などと同様も広がっている。高市総裁の周辺は、すぐにやりましょうとは言えないとしながら、落とし所を探らないといけないと話している。自民党が受け入れなければ、維新は来週行われる総理大臣指名選挙で、高市総裁の名前を書かないこととなり、高市総理の誕生が再び見通せなくなる。