約40時間後に行われる米国の新大統領就任式。当初ワシントンの議会の外で行われる予定だったが、記録的な寒さによる影響で40年ぶりに屋内開催が決定。日本からは岩屋毅外務大臣、自民党の片山さつき参院議員が出席予定。さらに去年12月、トランプ氏のフロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」を訪れ石破総理よりも早くトランプ氏と面会した安倍昭恵さんはメラニア夫人の特別ゲストとして出席する見通しだと米国メディアの記者が伝えた。トランプ次期大統領はおととい金曜日、習近平国家主席と電話会談し貿易の均衡などを議論。あすより米国内で使用禁止になる見通しのTikTokなどについても語ったという。開戦から1年3か月以上、今週水曜(現地時間)にイスラエルとイスラム組織「ハマス」が6週間停戦で合意。今回の合意についてトランプ氏は自身のSNSで「この壮大な停戦合意は11月(大統領選挙)の歴史的な勝利があったからこそ実現した」とコメント。また、イスラエルのネタニヤフ首相は停戦合意した水曜夜、トランプ氏に感謝の電話をした。一方、カタールと一緒に仲介を続けてきたバイデン大統領は「米国の支援のもと、イスラエルがハマスに圧力をかけ合意に達することが出来た」とコメント。来月で丸3年となるロシアによるウクライナ侵攻。トランプ氏とプーチン大統領は近く電話会談を行う見通しだとトランプ次期政権の高官が明らかにしている。大統領就任後、停戦の早期実現に意欲を示すトランプ氏。このあと、トランプ新大統領誕生でウクライナ情勢が変わるのか考える。