看護師が被る帽子「ナースキャップ」はナースコスプレではお馴染みだが、実際の病院ではナースキャップが見当たらなくて白衣も見当たらなかった。ナースキャップは修道女のベールが起源でその後ナイチンゲールらの影響でナース服の原型が普及し、看護師は清潔なナース服の着用が義務化されワンピース型の白衣&ナースキャップが普及した。しかしナースキャップは毎日洗濯する習慣がなく、細菌の温床になりさらに形を整えるため洗濯のりを使ってアイロンがけをしたりと大変だった。そんなこともあり、80年代ごろからナースキャップを廃止する病院が増えていきさらに服装もパンツスタイルに切り替わっていった。現在ナースキャップは看護学校で行われる戴帽式くらいでしか使われなくなっているという。