2024年11月3日放送 12:54 - 14:00 テレビ東京

開運!なんでも鑑定団
<夏目漱石>秘宝&幻<焼き物>衝撃値

出演者
福澤朗 今田耕司 岡田圭右(ますだおかだ) 菅井友香 三遊亭好楽 磯山さやか 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

今日の内容の説明

大発見か!?夏目漱石の写真!!、超希少!幻の焼物、珍品続出!タダで手に入れたお宝鑑定大会。

キーワード
夏目漱石
巨人V9記念のネクタイピン
ゲストの紹介

本日のゲストは落語家・三遊亭好楽。笑点のピンクの着物でおなじみ。1946年、東京都に生まれる。小学生の頃、母がラジオで落語を聞いていた影響で興味を持ち、高校生になると毎日のように寄席に通い詰めた。いつも目の前の席を陣取っていたため、古今亭志ん朝は「あいつのせいで毎日ネタを変えなくちゃいけない」とプレッシャーを受けていたそう。落語家を目指したのは19歳の時。8代目林家正蔵に入門。芸名・林家九蔵として落語に邁進するはずだったが、大好きなお酒で失敗ばかり。ある時は旅先で飲みすぎて師匠のカバンを宿に置き忘れ、ある時は飲み代が払えず師匠に回ったツケがバレるなど、破門を告げられること23回。そんな時は大げさに泣いて謝り許してもらうそう。入門から15年目、35歳で真打に昇進。しかし、翌年に師匠が他界したため、5代目三遊亭圓楽門下に移籍。三遊亭好楽に改名した。現在、笑点レギュラー最年長。2013年には自宅を改築し、自身が席亭を務める寄席『池之端しのぶ亭』を開設。弟子はもちろん、団体の垣根なく、高座に上がることができ、育成にも力を入れている。スタジオでツケについて追及されると「前座の給料が1日100円だった。5万1000円ツケちゃった一晩で。ジョニ赤(ジョニーウォーカーレッド)飲んじゃった」と明かした。

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ジョニーウォーカー三遊亭圓楽[5代目]古今亭志ん朝[3代目]東京都林家正蔵[8代目]池之端しのぶ亭池袋演芸場笑点
巨人V9記念のネクタイピン

依頼品:読売ジャイアンツV9記念のネクタイピン。V9時台の監督・川上哲治の背番号「16」が刻まれている。スナックのママが持っていたもので貰ったという。本人評価額90万円。鑑定額1万円。球団が公式にネクタイピンを製作したという記録が残っていなかった。裏面を見ると川上監督が退任された1974年の刻印になっている。おそらく監督退任の区切りとして川上監督か関係者が個人的に作られたものだと分析。

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川上哲治根津組読売巨人軍
幻の焼物
依頼人の紹介

兵庫県丹波篠山市の依頼人・前河久美さん。元幼稚園の先生。現在は地域の子供たちの暮らしを見守る児童委員として活動中。お宝は幻の焼物。義姉が若い頃から大の骨董好き。特に焼物にはこだわりがあり、多くのコレクションを抱えていたが、家に遊びに行った時に珍しい形をした焼物を貰って帰ってきたという。特に焼物に興味があるわけではなかったため押入れにしまいっぱなしだった。ところが滋賀県甲賀市にあるスイーツ店で店舗限定のバウムクーヘンが食べられるとドライブに行ったが、たまたま立ち寄った地元の焼物展で依頼品にそっくりな焼物が展示されていた。説明書きに「現存するものは極めて稀」と書いてあり、自身が貰った焼物も貴重なものかと思い応募したという。

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イノシシマカロニサラダ丹波篠山市(兵庫)甲賀市(滋賀)
幻の焼物

兵庫県より前河久美さんが登場。幻の焼き物として「水口光阿焼の蓋物」が紹介された。江戸時代後期に作られた滋賀県の焼物で、使い方は前河さん本人も分からないという。ここで陶芸の歴史などが紹介され、水口光阿焼は現存数が殆どなく、水口町にある大徳寺の光阿上人が手掛けたとされているが世には殆ど出ていないとのこと。今回の依頼品は仏教において宝物とされる宝珠形で、中は3つに仕切られている。蓋裏には和歌が記されており、光阿上人が61歳の時に作成したものと明記されている。これが本物なら奇跡と言える大発見である。

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さくらみかんカレーコーンポタージュマカロニサラダ仁阿弥道八光阿上人兵庫県大徳寺松茸水口歴史民俗資料館水口町(滋賀)滋賀県立陶芸の森牛丼

前河久美さんの希望鑑定額は50万円。結果は200万円であった。鑑定家の中島誠之助さんは「まさに奇跡の大発見である。幻の宝珠形食籠に間違いない」などと話した。

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コーンスープ滋賀県立陶芸の森牛丼
出張!なんでも鑑定団
ゲストコメンテーターの紹介

ゲストコメンテーターの磯山さやかさんの紹介。磯山さんは「プロ野球が好きで、つば九郎のぬいぐるみにラミレス選手のサインが入ったものがある」などと話した。

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つば九郎アレックス・ラミレス東京ヤクルトスワローズ
ベルナール・ビュフェのリトグラフ

西宮市でカラオケ喫茶を営む矢吹さんが持ち込んだお宝はフランスの画家ベルナール・ビュフェのリトグラフで、阪神・淡路大震災で被災した友人が処分する際に貰い受けたという。本人評価額は50万円で、結果は1985年に製作された「モーガン」という本物の作品で80万円だった。

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イギリスフランスベルナール・ビュフェモーガン西宮市(兵庫)阪神タイガース阪神・淡路大震災阪神甲子園球場
キャヴァーン・クラブのレンガ

落語を続けている松本知美さんが持ち込んだお宝はビートルズの聖地 イギリス・リヴァプールのライブハウス「キャヴァーン・クラブ」のレンガ。40年ほど前に音楽制作会社に勤めていた際に参加した某テレビ局の忘年会で行われたビンゴ大会で手に入れたという。本人評価額は10万円で、結果は10万円だった。

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キャヴァーン・クラブザ・ビートルズリバプール(イギリス)東京都
サンダーロボット

埼玉県・春日部市でおもちゃを修理する病院の院長 大滝さんが持ち込んだお宝は1960年代に製造されたサンダーロボット。お客さんに鉄人28号の修理を頼まれた際にお礼として受け取ったという。貰った当初は動かなかったが、修理を経てしっかりと動くようになった。本人評価額は20万円で、結果は浅草玩具が作ったレプリカということで8千円。

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サンダーロボット春日部市(埼玉)浅草玩具鉄人28号
野間仁根の油彩画

犬と猫の推し活に夢中な白根さんが持ち込んだお宝は愛媛出身の画家 野間仁根の油彩画。40年来の男友達からタダで貰ったもので、再婚祝として贈られたという。本人評価額は4万円。

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埼玉県愛媛県瀬戸内海野間仁根

白根さんが持ち込んだお宝は野間仁根の油彩画。再婚祝として贈られたという。本人評価額は4万円。結果は1950年代に製作された野間仁根本人の作品「花と蝶」で間違えなく、120万円だった。

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花と蝶野間仁根
昭和初期のブリキのボート

似顔絵師の鈴原さんが持ち込んだお宝は昭和初期のブリキのボート。8年前に兵庫県・相生市の銭湯で仲良くなったご老人に昭和のおもちゃを集めていることを伝えた際に、老人の父が持っていたおもちゃがあるという話になって譲り受けたという。本人評価額は30万円で、結果は昭和7年に倉持商店が作った海軍ボートだが一部が破損しているため5万円だった。

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アメリカイギリスインド倉持商店倉持長吉相生市(兵庫)都湯
夏目漱石の写真 12点
依頼人の紹介

今回の依頼人は愛媛県・松前町に住む郷田智成さん(70)。郷田さんは高校の歴史の教師をしていて、2020年にも番組に出演した。郷田さんは現役時代に生徒が歴史に興味を持ってくれるようナイチンゲールやエジソンらの偉人の手紙や書類を収集していて、前回鑑定したショパンの手紙は400万円だった。

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トーマス・エジソンフレデリック・ショパンフローレンス・ナイチンゲール松前町役場松前町(愛媛)
夏目漱石の写真 12点

『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こころ』不朽の名作を数多く残した文豪・夏目漱石。今回の依頼品は漱石が39歳~亡くなる49歳までの間に撮影された写真12点。イギリス留学から帰国し、程なくして居を構えたのが駒込千駄木町の借家。この家の書斎で明治39年3月に撮られた写真。前年デビュー作『吾輩は猫である』を発表。猫を語り手とし、この家を舞台にした作品は大きな話題となった。猫の家とも言われる建物は愛知県犬山市の明治村に移築されている。明治40年9月、漱石は早稲田南町へ転居する。次の住処となった家は漱石山房と呼ばれた。建物の左側が日本顔、右側が洋風の和洋折衷建築。建物の周囲にめぐらされたベランダ式の開道がモダン。漱石は書斎の10畳の板の間に絨毯を敷き、そこに机を据え、創作に没頭した。『文鳥』にこの書斎を思わせる場面が登場する。部屋にこもりがちだった漱石にとって庭の眺めは何よりの癒やしだった。漱石の有名な肖像の2枚。1枚は旧千円札のモデルとなった写真。2枚とも明治天皇の大喪の礼の際に撮影したもの。よく見ると左腕に喪章。首元には黒いネクタイを締めている。さらに不自然なポーズ。実は漱石の右の頬には幼少期に感染した天然痘の後遺症により痘痕が残っていて、それを隠すための顔の向きと言われている。漱石は長年胃潰瘍に苦しんだ。明治43年には療養先の修善寺で吐血し、一時危篤状態に陥ったが、何とか一命を取り留めた。治療にあたった主治医が帰郷するため漱石が開いた送別会で撮られた写真。漱石の妻や子供たちも一緒に写る貴重な写真。その後も痛みに耐えながら創作を続けた漱石だったが、吐血から6年後に力尽きた。臨終直前の漱石の写真。依頼品の写真のほとんどには写真館の台紙が付いており、いくつかの写真には裏書きが。中でも集合写真には医師の送別会の際に撮られたことや写っている人物の名前が詳しく記されており、裏書きと漱石直筆の文字を比べてみると実によく似ている。

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KADOKAWAかまわぬこころイギリス修善寺(静岡)博物館明治村吾輩は猫である坊っちゃん夏目恒子夏目愛子夏目漱石夏目筆子夏目純一夏目鏡子天然痘文鳥早稲田南町(東京)明治天皇柳家小さん[3代目]森成麟造森鴎外・夏目漱石住宅犬山市(愛知)神保町(東京)胃潰瘍駒込千駄木町(東京)

依頼品:夏目漱石の写真12点。本人評価額100万円。査定額250万円。漱石の長女と結婚した松岡譲が「漱石寫眞帖」を出版する。依頼品は「漱石寫眞帖」に掲載されている写真のオリジナル。依頼人の妻は「ますます調子に乗っちゃう」と話した。

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(エンディング)
お宝鑑定依頼 大募集!

お宝鑑定依頼 大募集!の案内が流れた。

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