兵庫県丹波篠山市の依頼人・前河久美さん。元幼稚園の先生。現在は地域の子供たちの暮らしを見守る児童委員として活動中。お宝は幻の焼物。義姉が若い頃から大の骨董好き。特に焼物にはこだわりがあり、多くのコレクションを抱えていたが、家に遊びに行った時に珍しい形をした焼物を貰って帰ってきたという。特に焼物に興味があるわけではなかったため押入れにしまいっぱなしだった。ところが滋賀県甲賀市にあるスイーツ店で店舗限定のバウムクーヘンが食べられるとドライブに行ったが、たまたま立ち寄った地元の焼物展で依頼品にそっくりな焼物が展示されていた。説明書きに「現存するものは極めて稀」と書いてあり、自身が貰った焼物も貴重なものかと思い応募したという。