海上交通の混乱に直面しているスエズ運河を取り上げる。海上輸送される原油だけを見ても約10%がここを通過する。しかし、3年前にガザでの戦闘が始まって以降、フーシ派による船舶への攻撃の懸念から紅海を避けるようになっている。バドル・アブデルアティ外相は、「スエズ運河を通航する船舶は約70%減りました。損失は105億ドルを超えます」と話し、航行の自由は保障されるべきとした。スエズ運河が通れないため、大回りして喜望峰を通ってアジアに向かうが、輸送費の増加に繋がり渡したちにも直接跳ね返る。エジプトはアラブ諸国の中で初めてイスラエルを国家として承認し、1979年に平和条約を結んだ。アブデルアティ外相は、あり余る力で支配することはできるがそれは一定の期間に限った話だと指摘した。去年10月、イスラエルとハマスは停戦に合意し、エジプトは仲介に大きな役割を果たして停戦合意の署名式もエジプトで行われた。しかし、和平計画は頓挫している。イスラエルはガザに支援物資を積んだ十分な数のトラックを入れて人道・医療支援を提供し病院や診療所の問題に対処する措置を講じていないと指摘し、アブデルアティ外相はトランプ大統領に期待を示した。
