EUは23日、ウクライナへの900億ユーロ、日本円にして16兆円規模の融資について、書面による手続きの結果、すべての加盟国が承認したと明らかにした。この融資をめぐっては、去年12月に決まったものの、ウクライナを経由するロシア産原油の輸送が停止されたことを受けてことし2月、ハンガリーが反対に転じ、実現のめどが立たないままとなっていた。ハンガリーでは今月行われた議会選挙でオルバン首相が率いる与党が敗北し、オルバン首相は原油が届くようになれば反対しないと表明。ウクライナのゼレンスキー大統領は21日のビデオ演説でパイプラインの修理が完了し、輸送が再開されるとの見通しを示していた。ウクライナはことし前半にも深刻な資金不足に陥るとされ、EUによる支援が急がれていた。
