グランドサークルにはフードゥーと呼ばれる人のような独特の形をした岩が並んでいた。ナスDによるとナバホ族は動物が人間に変身することができるが、いたずらを行い過ぎたことでコヨーテの神が岩にしてしまったとの言い伝えがあるのだという。グランドサークルを目指して進んでいくとトロピック・デッチという場所にたどり着いた。約40人の男が約3年をかけて岩や地面を約16kmかけて掘って川の水を引いていったのだといい、滝も人の手で作られる様子が見られる。ブライスキャニオン国立公園の高く突き出た奇岩・フードゥーは約100mという大きさのものもあり、唯一無二の風景となっている。グランドサークルの中で最も標高の高いブライスキャニオンはピンククリフという鉄分を含む地層が風邪や水で削られたことでできたものの、高地にあり昼間は岩の割れ目に入った水が夜になると凍って割れていくフロスト・ウェッジングという減少もあったことで不規則でいびつな形になったものと言われている。そして、ここから見る朝日も絶景となっている。