近年、高騰の一途をたどるコーヒー豆の価格。1kgあたりの輸入平均単価をみると2020年は289円だったが去年は1010円と3倍以上に値上がりしている。こうしたなか続々と登場しているのがコーヒー豆を使わないコーヒー風味の飲料。きのうダイドードリンコが発売した「ダイドーグッドラテ2050」はコーヒー豆を使わずにコーヒーらしいコクや香りを再現したというドリンク。また、コーヒー豆を使用しないためノンカフェインだという。ほかにもコカ・コーラシステムは独自の技術でコーヒーのテイストを再現したという「ジョージア カフェウォーター ブラック」を先月21日に発売。アサヒ飲料もコーヒー豆の代わりに別の素材を使い、植物由来のカフェインを使用した「未来のBLACK」と「未来のLATTE」を来年以降発売予定だという。各社がこうした代替コーヒーの開発販売を進める背景にはコーヒー豆の価格高騰のほかに気候変動もあるという。専門家によると「『コーヒー2050年問題』という言葉があり今のペースで温暖化が進んだ場合コーヒーの栽培に適した地域が2050年には現在の半分になってしまうシミュレーションがある。消費者にとってはコーヒー不足が怒るかもしれない」という。
