米国半導体大手エヌビディアが8−10月期の四半期決算を発表。売上高が前の年の同じ時期の1.9倍となる350億8200万ドル(約5兆4500億円)だったが、純利益は2.1倍の193億900万ドル(約3兆円)で売上高純利益ともに過去最高を更新した。生成AIを巡る開発競争が続く中、データ処理に使う半導体の需要が堅調でデータセンター部門の売上高は2.1倍で、こちらも過去最高。11月からの第4四半期では新たな半導体「ブラックウェル」が市場に投入される予定、売上高の見通しについては市場予想を上回る375億ドル前後としている。