佐々木朗希投手がドジャース入りを決断。スポーツニッポン・MLB担当の柳原さんは「スポニチ取材班としては予想通りだったが、入団の発表の仕方がInstagramっていうのは全く予想していなかったので驚き」などと話した。ユージさんは「1つだけ心配していることがあって、大谷選手も今年から投手に復活すると言われているじゃないですか。3人とも投手なんです。だから見方としては嬉しいですが、同じチーム内でも席取り合戦があると思っていて、そうなったときにすごいライバルのチームに入ったなって」などと話し、柳原さんは「ライバルがたくさんいるから朗希選手なんかはプレッシャーをあまり感じずにラクに投げるという見方もできると思うし、日本人とか日本人じゃないとか関係なしにこの3人はメジャートップの力を持った投手なので、そのあたりは心配ないかなと個人的には思っている」と話した。石塚さんは「昔の某巨人のようにお金でたくさん良い選手を集めて『集め過ぎだ』と言われてクレームつけられたりしたじゃないですか。良いんですか?」と聞くと柳原さんは「アメリカメディアなんかでは”悪の帝国”なんて言われ方をしていますね」などと話した。佐々木投手の契約金は約10億円、ロッテへの譲渡金は約2億5,000万円。佐々木投手は2001年、岩手・陸前高田市生まれ。小学3年生で東日本大震災に被災し、高校時代は甲子園に出場していないもののU-18日本代表に選出。2020年にドラフト1位でロッテに入団。2022年にはオリックス戦で完全試合を達成。また、プロ野球新記録となる13者連続三振を達成、2023年には自己最速の165キロを計測。佐々木獲得への交渉には大谷選手が大きく関与したという。面談には大谷・ベッツ・フリーマンのMVPトリオが参加、不参加の選手もビデオメッセージを送っていた。さらに寿司職人が夕食を振る舞い、大谷がみんなをリードしていたという。メジャーデビュー日の候補1つ目は3月19日の東京での開幕シリーズ第2戦。第2候補は3月28日のドジャースタジアム開幕戦。メジャーでは160キロを投げる投手はいるものの、「先発投手」というくくりではほとんどいないという。