見慣れた食品メーカーのちょっと珍しい一品に出会えるのが直営のアンテナショップ。日常使いから手土産まで、いざ真夏の宝探しへ。やってきたのは東京駅。八重洲地下中央口にある「東京おかしランド」はその名の通り有名お菓子メーカーのアンテナショップが勢ぞろい。楽しみの一つが店内キッチンで作るアツアツ出来たての味。しかも、知ってる味とはちょっと違う。パセリやにんじんを練り込んだポテトフライはカルビーの「じゃがりこ」から生まれた。見覚えのある俵型のおせんべいに降り注ぐ白いパウダー。その量なんと通常の3倍の出来たてハッピーターン パウダーマニア。更に夏限定のドリンクも。ソフトクリームをベースにラムネシロップを入れた森永ラムネシェイク。限定につられる客が続出しているのは、ブルボンの期間限定ショップ。素材にこだわったワンランク上のおいしさなので夏の手土産にも最適。ここはレア商品の宝庫。仙台から出張で来ていた客が家族に頼まれたというのが、食感は柿の種なのに味はハッピーターン。一方、DA PUMPのライブのために上京した親子は、懐かしの味を見つけたようだ。誕生110周年を迎えたミルクキャラメルのソースをアーモンドスライスに絡めて、クッキー生地にのせて焼き上げた。小学1年生の男の子も東京土産を物色中。家族で何度も訪れている旅行先、鹿児島県与論島にある「ひょうきん」という店の方への手土産で、男の子が選んだのはピーチ味のハイチュウ。口に入れると段々味が変化するというユニークな一品。