ガソリンよりも深刻な影響を及ぼしかねないナフサ。ナフサは原油を蒸留・分離して作られ、ナフサからエチレン、プロピレンなどの石油化学基礎製品が作られ、プラスチック、合成繊維など生活の身近な製品になる。政府は石油の備蓄については254日分あるとしているが、ナフサの在庫は資源エネルギー庁の「石油統計速報」を基に試算すると約14日分しかない。寺島は「日本の原油輸入の97%はホルムズ海峡を通ってきている。円安とダブルパンチでくるから価格高騰のインパクトを受ける」、伊藤は「調達先を多様化するとかショックに強くしなければいけないという対応は行われていたはずだが今回のことで脆弱性が残っていたことが分かった。このまま原油高、円安が続くと成長が遠のく」などとコメントした。
