大阪を拠点に水泳指導や水中でのリハビリ支援などを行っているボランティアグループの活動を取材。大阪市内の市民プールでは週3回、ダウン症や脳性麻痺な障害がある人たちへの水泳指導が行われている。認定NPO法人プール・ボランティアのメンバーがマンツーマンで指導にあたる。代表・織田智子さんは「得意な水泳を通し社会貢献がしたい」との思いから1999年にNPOを立ち上げた。利用者から会費を集めていたが設立当初は批判もあったというが、昨年度の利用者は延べ約2000人になった。脳性麻痺がある奥津陽紀さんは13年前4歳のころ足のリハビリのため初めてプールに入った。水の中では浮力があるため体が動かしやすく、いまでは様々な泳ぎができるようになった。泳げることが自信に繋がり障害のある子どもたちの面倒をみたり、去年からは車いすマラソンにも挑戦している。笑顔が集まるプールには小さな“できた”が溢れている。
