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「ヘイシャム2原発」 のテレビ露出情報

福島第一原発の処理水海洋放出について中国は反発を続けている。中国の王毅氏は「事故由来の”核汚染水”と原発の正常な運転で生じる廃水は違う」と主張。それに対し専門家は「事故炉では通常炉には含まれない放射性物質も含まれるが、放出する処理水は安全基準をはるかに下回る水準にまで処理されるため、事故炉かどうかは問題ではない」と指摘。実際ALPSという装置を使って放射性物質を処理するが、トリチウムという物質だけは基準値まで下げることができない。しかしトリチウムは雨水や海水などに含まれているようなもので、各国の原発でも希釈して放出している。さらに各国の放出量と比べると、福島第一原発の放出量はかなり少ないものとなっている。そしてWHOの飲料水基準が1万ベクレルに対し、福島第一原発は1500ベクレルと7分の1未満。
呉江浩駐日大使は「日本は周辺近隣国などと効果的な協議を経ず、一方的に海洋放出を決定している」と主張。それに対し専門家は「各国とも自国の安全基準で放出しておりそもそも協議の必要はない。今までそのようにしてきており、日本は安全基準をはるかに下回る水準で放出するため何ら心配はない」としている。また西村経済産業大臣は「中国に対して科学的観点からも専門家同士の意思疎通を行う用意があると何度も申し入れているが、まだ応じてもらえないのが実情」と話している。

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