ドンパヤーイェン-カオヤイ森林群は4つの国立公園と1つの野生動物保護区からなる。そのひとつである「カオヤイ国立公園」へと向かう。森を縦断する道路を走ってると大型の鹿サンバーと遭遇した。さらに進むとアジアゾウに道を譲るため道が渋滞している所に遭遇した。レンジャーが交通整理をする。ゾウは2頭のメスと1頭の子象の3頭。子供連れのゾウは過敏になることもあり、取材中も威嚇されてしまった。ドンパヤーイェン山脈に広がる東西230kmの森林群の一つであるカオヤイ国立公園は海から吹くモンスーンにより大量の雨が持たされ年間降水量は東京都の1.5倍で雨季の5~10月に集中し、森を育んできた。森内にあるヘウスワット滝は落差20mほどだが雨季のときには水量が多くなり豪快に流れ落ちる。落差150mあるヘウナロック滝は3段に連なっている。