アーティスト人気が高まる中、女性アイドルが目立ちにくかった2000年代中期。その期間に生まれていた2つのムーブメントがあるとき、一気に花開く。その一つが、AKB48。2005年、東京・秋葉原の劇場を拠点に活動を開始。会いに行けるアイドルとして、毎日公演を行い、徐々に人気を博していった。後に、国民的アイドルと呼ばれるほどになった。AKB48などのプロデュースについて、秋元康は、プロデュースとは、0を1にするようなことではなく、メンバーの中に0.1を見つけること、すでにあるもの、持っているものを歌詞にしているなどと話した。革新的だったとされるのが、シングル楽曲のメンバーを決定するAKB48選抜総選挙。指原莉乃が1位となった第5回は、視聴率20%超の社会現象となった。指原莉乃がセンターを務めた「恋するフォーチュンクッキー」について、作詞を手がけた秋元康は、40数年前、初めてロサンゼルスに行ったときに、中華料理店で出された「フォーチュンクッキー」が元になった曲だなどとコメント。各地の劇場を本拠地とする姉妹グループも次々と誕生し、AKBグループは全国展開。
