「Feeling Through」には実際の盲ろう者が主演を務めている。ニューヨーク郊外の飲食店で働いていたところをスカウトされた。同作の映像を切り出し、編集を加えたPR動画で”感動のショートフィルム”と使われていたことについて、寺川アナ、永野は審査に悩んだという。新内眞衣、斎藤アナはクリエイターがより良い動画を作ってくれることを期待し、”ステイ”の判定をしたことがあり、寺川アナ、永野もそれに倣った。続いて、「ヘリウム」のPR映像を紹介。新内、永野は作品に関する情報を詰め込みすぎたPR作品と評価し、映像をよりもあらすじを読むことに集中してしまったという。動画制作者の熱い思いを知り、永野は再考を考えたが、「情で流されたらダメ」だと判断を変えなかった。