「秘境にそびえる恐怖のトゲトゲ針山」を調査。ベロ・ツィリビヒナでは顔を白く塗る女性の姿があった。タバキという日焼け止めで、紫外線をブロックするほか皮膚が柔らかくなる。移動4日目、首都から約900kmの移動距離を経てベコパカに到着。村周辺に山は見当たらず、現地ガイドのリシャールさんに岩壁に挟まれたルートの先にある洞窟へ案内してもらった。洞窟を抜けるとハーネスを付け、約40mの高さを登り頂上へと到達。そこから見える風景は針山だらけだった。通った岩壁に挟まれた道は岩山の間だった。針山は最大高さ約100mあり、横幅は約4km、縦幅は約200kmに広がる。2億年前は一帯は海中で、海水による浸食が繰り返され現在の形になった。岩肌には貝やサンゴの化石も確認でき、洞窟も石灰岩で出来ていた。