パート従業員が6人いてもシフトが埋まらない日があるという東京・足立区のスーパー。理由のひとつが、年収が一定額を超えると手取りが減るという「年収の壁」。従業員が101人以上の企業で働く人の場合、106万円を超えると社会保険などの支払いが生じるため年収125万円までは手取りが減ってしまう。政府は今週、企業に1人当たり最大50万円の助成金を支給し、給与の手取りが減らない状態にするという。また年収130万円を超えると不要から外れ社会保険料の支払いが生じる130万円の壁については、連続して2年までは扶養内にとどまれるようにするという。