ジェトロによるとベネズエラの国民1人あたりの1カ月間の最低収入は約2万5000円。現地では卵20個入りで約470円、パスタは約300円で売られているそう。ベネズエラの大学による調査では極貧層が36.5%、極貧層を含む貧困層は約7割となっている。1999年に反米路線の政権が誕生して以降アメリカと長く対立してきたベネズエラではインフレなどで国民生活が圧迫され、母国を離れる人も少なくない。こうした状況で起きた今回の大統領拘束だが、これまでに幾度も国家危機が訪れているため国民も慣れていて、非常事態宣言が発出されても目立った混乱は起こらなかったという。しかし国の安定にはまだまだ時間がかかりそう。
