ベラルーシで拘束された日本人男性について。ベラルーシ国営メディアは5日、「東京から来たサムライの失敗」と題する特別番組を放送した。この中で捜査関係者は、拘束された男性について「ベラルーシに滞在中、軍事情報や中国の現状などの情報を収集し日本の情報機関に送信した」として、スパイ活動容疑で捜査していることを明らかにした。番組の中で男性は「ナカニシマサトシ」と名乗ったうえで、「鉄道や橋の写真をたくさん撮影した。私の行動がベラルーシにとって危険だったかもしれない、後悔している」などとロシア語で話している。ただ、当局の監視のもとで話したとみられ、真意は不明。